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ELEKTELはUekenとpolymoogによるハイブリッド・ラウンジユニットです。

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[ESSAY] Mac派 VS Windows派の明けない夕べ-Intelチップ版Macの誕生-

Last update on September 01, 2013 00:12

Mac派 VS Windows派の明けない夕べ-Intelチップ版Macの誕生-(written by ウエケン)

筆者とコンピュータの縁は切っても切れない。音楽を作るにはPCの助けなしにはできないし、仕事でもサーバーをさわっている。ELEKTELほどコンピュータの依存度が高いユニットもないと思う。

ところが困った問題が一つあって私はWindowsユーザなのだが、相棒のpolymoogさんはMacユーザなのである。普通ミュージシャンにはMacユーザが多いのだが、私はMS-DOS時代からのユーザなのでその流れでWindowsを使っている。一般的にWindowsユーザはMacの汎用性のなさとパワー不足を馬鹿にし、MacユーザはWindowsを物まねで洗練されていないと文句をつけて、犬猿の仲だ。

ところが先日Appleは、2006年にローエンドMacを、2007年にハイエンドMacをIntelチップに移行するという衝撃的な発表をした。AppleがIntelに乗り換えたのはPowerPCは消費電力が高く、ノートPCなどの省電力化が必要なPC設計に適していないためだ。しかし今までMacはPowerPCチップを採用してきたのに、敵対してきたWindows用のPCで使われているIntelチップに乗り換えるというのだから、Macユーザの間では大事件だった。Macユーザが二人寄ればIntelチップ版Macの話で持ちきりだ。

でも私としては2007年に出るというIntelチップ搭載のMacならばもしかしてWindowsも動かせるようになるかもしれないとちょっと気になっている。なにしろ今や伝説となった昔のOS「BeOS」にもハマった筆者であるからして、Intelチップ版Macには絶対手を出してしまいそうな気がする。

第一、今のMacOS X は中身はMachカーネルがベースのUNIXなのだから、A-boy的にはWindowsよりも萌えるOSである。それに個人的には毎年MacEXPOに行っていたという過去もある。

私の悪い癖なのだが、アルバムや曲を作る前になるとソフトやハードを入れ替えたくなるというのがある。試験の前になると部屋の大掃除をしたくなるのと同じ寸法だ。2年前のアルバムのときにはマシンの自作にハマり、今年のアルバムのときにはシーケンスソフト乗り換えにハマり、メンバーに大顰蹙であった。

2年後にまたアルバムが出るとしたらだが、ちょうどそのころにIntelチップ版Macのリリース時期と重なり、間違いなくハマってしまいそうで今から戦々恐々としている。

(ウエケン)

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